まず、試薬の説明。

■ ATPとは?
リン酸が内部に含まれる化合物で生物の基本中の基本分子。
これが、エネルギーを出したり、貯めたり、代謝をしたり、合成したりする上で重要な役割をする。

■ bFGF溶液とは 線維芽細胞増殖因子
血管や胚の発生に関する成長因子。タンパク質。肝臓の細胞から見つかるのでヘパリン性といい、硫酸基を多く含む。

■ 培地
細胞を培養する素地。

次に方法の説明。

マウスの脾臓を切り取る。

15ミリリットルチューブに脾臓を入れ、滅菌した小さなハサミでよくミンチしてペーストにする。

HBSSを5.5ミリリットルを追加します。HBSSとはpH緩衝塩溶液でカルシウムやマグネシウムを含んでいません。

HBSS中で脾臓のペーストを静置。

フィルタメッシュ(孔径:40μm)を介して溶液をろ過して、ろ液を集めます。

ゆっくりと底部にLympholyte-Mの5ミリリットルを追加します。
Lympholyteとは、マウス/ ラット/ ウサギ/ ヒトなどの哺乳類細胞から、生きたリンパ球を遠心分離するための試薬です。

スウィングローターで、20分間、試験液を遠心分離します。

標準的な手順に従って、リンパ球の層を収集します。

新しい15ミリリットル管に細胞を入れます。

もう一度10分間、試験液を遠心分離して上清を捨てます。

ここでHBSSを500μl追加し、1000μlピペットを用いて細胞試験片を一時保持します。

細胞計数のために、細胞懸濁液の6μlのを取り出します。

(この時点では、HBSSの色が赤から黄色に変わります)

ATP溶液6μlを追加します。

(この間に、細胞数をカウント)

15分間(5%CO 2インキュベーター中で)37℃で水平にして細胞を保温・育成させます。

遠心分離機1500rpm、(1分に1500回転)で5分間分離して慎重に上清を廃棄します。

1mlあたり1×10*6個の細胞を培地に追加します。

細胞懸濁液に1ミリリットルあたりのbFGF溶液を1μlを追加します。

培養皿に、1mlの細胞懸濁液を垂らします。

細胞は(約一週間)細胞クラスターを形成するまで、5%CO2インキュベーターや培養皿に置きます。

以上で方法は終わり。

ずいぶんシンプルだ。

要するに、
マウスの脾臓をミンチして、加えた試薬は

HBSSという緩衝液

ATPという生物基本分子

Lympholyteというリンパ球分離試薬

bFGFという線維芽細胞増殖因子試薬

結局のところ、ガラス管と酸でより分けたという感じだ。

普通の細胞群の中に、小さくてなんにでも進化する細胞が混ざっている。

それを酸とガラス管で取り出せたという発想だ。

200回も取り出せたというのは奇跡に思える。

普通の細胞群のなかに他の細胞に進化する能力を持つ細胞が混ざっている、
または、刺激により出来得るという仮説は

信じるられるか?

個人的には信じられない。
少なくとも現時点ではSTAP細胞は作れないことがはっきりしている。

なにか、まだ足りないものがありそうだ。

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