おじさんというのは、おとうさんやおかあさんの兄弟のことだ。ぼくは、おじさんから見るとおいにあたる。ぼくのおじさんはとにかく暇でのんびりしている。週に3日だけ進学塾で教えている。あんなおじさんに教わっている塾なんてどんな塾だろうと思う。週3日の塾は全部で10時間にも満たない。給料はとても少なくていつも財布の中身が少ないと気にしている。そのくせ見栄っぱりな性格で旅行や同窓会には金を使っているらしい。おんなのひとにも見栄を張ってごちそうする癖もあるらしい。いつも金がないとピイピイしているのに、バカだなとぼくでも思うのだが本人は「いつか出世してあっと言わせてやる」とか言っている。
おじさんはとても頭がいいと思っているが、実際にはずいぶんぼんやりしている。テレビのクイズ番組を見ていても「ああ、わかった!!」と叫んでいるが、答えを聞くとたいていはずれている。だいたいテレビのクイズは東大京大出身のインテリタレントが答えるので、簡単に解いているが、ぼくのおじさんは私立大学の出身だから負けん気だけ強くてもちっとも解けやしないのだ。
勉強を教えてくれと頼んだときは「勉強は自分でやるものだ」と相手にしてくれない。「答えがある問題は人生の中で問題じゃない」と名言風なことを言っているが、実際はおじさんも問題集の答えを覚えて教えているだけなのだ。答えがない問題集を解いてくれと頼んでも「問題集の答えなんて合っていないことが多い。俺の答えのほうが正しいんだ。」と怪しげな答えを書いている。
おじさんは夜から塾の仕事のときは、昼間はたいてい喫茶店でのんびりしている。おじさんは「日本の将来と経済に思いを馳せているのだ」とうそぶいているが、一緒に喫茶店にいくとおんなのひとの裸の写真の多い雑誌をニタリと見ては「いかん。こんな写真を載せるようじゃあ世も末だ。」とか言っている。喫茶店では2時間以上座っている毎日だから喫茶店の温度にすごく敏感だ。寒いときに冷房をかけているような喫茶店は「けしからん。電気に無駄。ホスピタリティの欠如。おもてなしの風上にもおけぬ」と怒っている。暑いときは暑いときで、自分の部屋に冷房がつけれなくて喫茶店にクーラーを求めていくので、「うむ、ここのクーラーは効きが悪い、ちっとも涼しくない。」と怒ってる。

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