千本桜
といえば動画サイトで話題になって
紅白歌合戦では小林幸子さんが歌って有名になった歌の名前だ。

https://www.youtube.com/watch?v=f76Xt-izWOI

この歌のタイトルの千本桜は、
義経千本桜という歌舞伎タイトルから
取ったと想像してみて

義経千本桜を見てみた。

https://www.youtube.com/watch?v=IqrshLnwP0M

判官びいきの元になった歌舞伎といわれる。

断頭台や光線銃と
ゲームの世界のキーワードに代わってはいるが、

義経の追われる身でやがて殺される運命にある
悲運の英雄で頼朝の弟というテーマが
少し「千本桜」と近いような気もする。

狐の親子と義経を重ねてみるという不思議な歌舞伎だ。

古典歌舞伎や浄瑠璃を調べてみると、

「勧進帳」という有名な義経ものがある。

https://www.youtube.com/watch?v=qNqBmOX5ZVg

市川団十郎さんが演じることで有名な歌舞伎だが、
どうやら、先の義経千本桜の後で、
100年近く時代が下っている。

義経千本桜が1700年代(18世紀)
勧進帳が1800年代(19世紀)
という違いがある。

同じような義経ものでも

「勧進帳」ではイメージが義経と弁慶に固定されすぎて
広がらない。

やはりネット動画の歌には

「千本桜」という
日本の古典をイメージさせても
それ以上に特定されない方がふさわしい。

もう少し、
古典芸能を調べてみると、

冥途の飛脚
という近松門左衛門の人形浄瑠璃に気づいた。

50両のお金を借りて、遊郭の梅川を身請けする主人公に対して
遊郭で他の遊女たちに
50両貸した友人が
「これ以上あいつからお金を取るな」
と言っているのを聞く。
それを聞いて男の面子がつぶれたと言って
公金の50両の封を切ってしまう場面が名場面として知られているようだ。

https://www.youtube.com/watch?v=OoinxSAoxGQ

近松は、
メロドラマ的な話だが、

語るセリフや言い回しが、どれもリズミカルで面白い。

「コレ、かふ見たところは五十両、さらば正体あらはして獄門の種御覧あれ」と包みを切つて切りほどけば焼物の鬢水入主も一座の女郎も『ハアヽ』とばかりに怖気立ち、身を縮むれば、二階には、顔を畳に摺り付けて声を隠して泣きゐたり。

歌舞伎でも演じられるらしい有名な作品らしい。

今も昔も、女で身を持ち崩すのは同じだなあと妙に納得して、
自戒したりもします。

ついでに

古典本を見てみると、

おらが春

目出度さもちゅう位なりおらが春

1819年の正月の作品という。
正月のことだと
17文字だけではよくわからないが、
正月で死に近づくという説明があってわかる。

俳句のついでに俳諧をみつける。

これ小判たった一ト晩居てくれろ [柳多留]

俳諧柳多留

江戸時代後期の川柳 (せんりゅう) 集。「誹風」と角書がある。 167編。明和2 (1765) ~天保9 (1838) 年刊。初編~二十四編は初代柄井 (からい) 川柳評,二十五~百六十七編は代々の川柳の評に成る。

70年ちかく書き続けられた川柳集だ。

たった一晩いてくれろ

っていうのがなんとなくおかしい。

貧乏なのだ。

金がないのだが、おかしみがある。

江戸時代の古典芸能の世界は

まだ、私が知らないだけで
奥が深い。

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